ピラルクー

ピラルクー

ピラルクーは世界最大の淡水魚で全長4m、体重200㎏にもなるといわれています。
かごしま水族館の水槽では1.2mから2mのピラルクー16匹を飼育しています。
現地の言葉で魚を意味する「ピラ」と赤い実をつける「ウルクー」という樹木の名を合わせて、ピラルクーの名がつけられました。
肉食性で魚やエビなどさまざまな動物を食べます。
魚類の多くはえら呼吸ですが、ピラルクーはうきぶくろがほ乳類の肺と同じようなしくみになっていて空気呼吸をします。水面から口を出して、空気呼吸をする様子は圧巻です。
アマゾン川流域では高級な食用魚として取り引きされるため乱獲が進み、絶滅が心配されています。このため、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストに登録されています。また、ワシントン条約(CITES)によって国際的な商取引が厳しく規制されています。
ピラルクーの繁殖や保護の取り組みに役立てるため、かごしま水族館では職員が現地におもむいて、アマゾン川におけるピラルクーの産卵生態を調査したこともあります。
現生の魚類の中では比較的古い時代に出現し、およそ1億年前から姿がほとんど変わっていないため「生きた化石」ともいわれます。

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