タコクラゲ

タコクラゲ

タコクラゲは、関東以南の温かい海域で見られ、鹿児島では夏から秋にかけて見られます。8本の長い足のような口腕(こうわん)を持ち、その姿がタコのように見えるためタコクラゲと呼ばれます。体内には褐虫藻(かっちゅうそう)という植物プランクトンの一種が共生しています。体が茶色く見えるのは、この褐虫藻の色が透けて見えるためです。
白い水玉模様に見えるのは軟骨組織で、エフィラや若いクラゲには見られず、成長するにつれて増えていきます。

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