2013年12月23日
「いるかの時間」はイルカの体や能力を紹介するお客さま参加型の人気コーナーです。
「いるかの時間」は、毎年テーマを変えてお送りしていますが、今年もその季節がやってきました。
12月25日(水)から、新たなテーマに変わります。
ところで、かごしま水族館には、聞こえないお客さまも多くいらっしゃいます。
すべてのお客さまに楽しんでいただける水族館を目指して、8年前から「いるかの時間」解説に
手話を取り入れ始め、その後は大型画面に字幕や手話ワイプ(画面片隅の枠内に手話通訳者
をはめ込むもの)も取り入れてきました。
というわけで、先日、新「いるかの時間」の手話ワイプの撮影が行なわれました。
撮影のようすはこんな感じです。
地元の聞こえない方に手話通訳をしていただいています。
ぴったりとした手話表現を見つけながら、撮影が進んでいきます。
生きものの動きや特徴をうまく表した手話を見ていると、本当にワクワクしてきます。
「手話は目で見る言葉」なのだとつくづく感じる瞬間です。
さて、12月25日から始まる「いるかの時間」のテーマは「錦江湾のイルカに会いにいこう」。
この写真は錦江湾の野生のイルカのようす。
こんなに岸の近くで野生のイルカを見ることができるのですね。
新テーマでは、これまで行なってきたイルカの調査や、皆さまからいただいた発見情報をもとに、
イルカの探し方・見つけ方をご紹介します。
錦江湾でイルカを探してみたくなるかもしれません。
ぜひお楽しみに。