南西諸島の島々を囲むサンゴ礁は天然の防波堤です。外洋に面し、外海の荒波が砕けるサンゴ礁の外側は、深い海底に向かって急な角度で落ち込む斜面になっています。
このような礁斜面(しょうしゃめん）では、枝の短く太いサンゴや岩を覆（おお）うようなサンゴやかたまり状のサンゴなど、強い波が当たっても壊れないよう頑丈なサンゴが見られます。
この水槽では、波当たりの激しいサンゴ礁の礁斜面でくらすサンゴや魚たちを展示しています。