2Fクマノミとイソギンチャクの共生

クマノミとイソギンチャクの共生の様子

この水槽では、たがいに助け合ってくらす「クマノミとイソギンチャクの共生(きょうせい)」をテーマに展示をおこなっています。
クマノミのなかまは種によって違う、特定のイソギンチャクと生活を共にしています。
イソギンチャクは長い糸状の触手(しょくしゅ)に刺胞(しほう)という毒針(どくばり)を持っており、プランクトンや魚を刺して捕まえます。しかしイソギンチャクの中にくらすクマノミは、特別な粘液で体表がおおわれているため、イソギンチャクに攻撃されることはありません。
クマノミは危険が迫ったときや夜眠るときにはイソギンチャクの中に隠れます。また、イソギンチャクの陰になった岩の上に産卵もします。産卵後には近づく敵を追い払うなど卵を保護している姿を見ることができます。また、ふ化まで胸びれで卵に水を送ったり、口でゴミを取り除いたりと、かいがいしく世話を焼く様子も見られますが、これは主にオスの役割です。
この水槽ではこれまで、全てのクマノミ類が産卵しており、特にカクレクマノミが産卵する様子がよく見られます。ふ化が近づくとスタッフが待ち構えて、生まれた仔魚を回収し、成長の様子を展示することがあります。

この水槽にいる生きもの